幽霊や神様を信じますか?
私は信じる方です。
というのも、昔なんとも不思議な体験をしたからです。
それは引っ越してきたばかりの、ひとけのない暗い夜道を歩いていた時でした。
私の前を歩いているその人は、足もあり、靴も履いて歩いていました。
とくに変わった様子もありません。
顔はみていないのですが、後ろ姿ははっきり見ていました。髪は長く後ろに1つで束ね、靴はローファーを履き、一人で歩いていました。
暗く、ひとけのない夜道だったので、その人の存在があることに私はホッとした記憶があります。
途中、その女性は右に曲がりました。
後ろから通りすがる私は、そこをチラッと見たら道などなく壁だったのです。
「え?なんで??」
そこで女性を見失いました。
背筋が凍ったことを、鮮明に思い出せます。
翌日の昼間、その場所を確認しに行ったとき、お地蔵さんがあったのです。
何か、関係あるのかもしれないと思いました。
このことをはじめに、その後も何度かこのような体験をしたことがあります。
そして、神様も信じます。
あまりにピッタリな偶然の一致や、出来事は、偶然ではなく必然なのではないだろうかと思うからです。目に見えない力が働いているとしか思えないことが時々あります。
信じる人と信じない人がいると思うのですが、いつも神様や幽霊に見られていると思うとズルをするのを躊躇いませんか?
そんなズルをするかしないかの実験をしたのが、米国のアーカンソー大学のジェシー・べリングです。
べリングは、大学生にコンピューターの前に座ってもらって、テストをやらせてみました。そのテストはコンピューターに問題があって、「ときどき正解が画面に出てしまうことがあるので、それは見ずにすぐスペースキーを押して答えを消して下さい」と指示をします。スペースキーを押せば答えが消えるとはいっても、やろうと思えばカンニング出来るようにしておいたのです。
さらに実験を始めるに当たって、一部の大学生には「この実験室には、昔突然死した学生の幽霊が出るといわれていますが、あまり気にせずに」とも伝えました。
ペアリングは、テストの最中にスペースキーを押す時間を測定したところ、幽霊の話を聞かせていない条件では、約7秒でスペースキーを押していることがわかりました。
十分、カンニングできる時間だと思われます。
一方幽霊の話を聞かされていた学生は、平均して約4秒でスペースキーを押していました。
ペアリングによると、私たちは超自然的な存在を感じると、とても正直になるようです。
私は神様や幽霊を信じていて、見られているのではと考えるところがあるので、恐らくこの実験では、4秒でスペースキーを押していたでしょう。(笑)
しかし、車が来ていない横断歩道は赤信号でも渡ってしまうことがあるのは、神様ごめんなさいです。
神様、お天道様などは、あまり信じない人が多いかもしれませんが、因果応報という言葉があるように、悪いことをすれば全部自分にかえってくるというのは、本当だと思うので、やはり何者かにどこかで見られているのかもしれませんね。
引用文献:もっとすごい心理学
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