もなかの気持ち

ほぼ週1更新の、マイペースブログです。

メニエール病になってしまった。

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メニエール病とは、耳の内耳 の中で内リンパ水腫が生じている状態で、強い回転性のめまいや、耳鳴り、聴力低下などが起こる病気。

 

2020年5月25日、1回目の緊急事態宣言の解除の日だった。

 

その日、夫は夜勤の為、私は夕食は作らず、大好物のさつまいもをふかし、バターをつけて、ホクホク1人でテレビを見ながら上機嫌で楽しんでいた。

 

食べ終わって、洗い物をし、これまた大好きな、冷たい麦茶を、グビーっと勢いよく飲み干して満足していた。(お酒はまったく飲めないタイプ)

 

キッチンにいたまま数分。

 

なんだか頭がクラクラし、めまいがしてきた。

 

ときどきこのようなめまいはあるので、「まあ、いつものことだろう」と思ったが、いっこうにおさまらない。

 

なにが起きたのだろうかと思いながら、キッチンから、リビングへいき、なだれ込むように横になる。

ところがおさまるどころか、横になっても激しいめまいが続いた。

どんどん、めまいが激しくなっていく。

まるで回転する絶叫マシンに乗っているようだ。

 

貧血症の私は、「貧血が原因だろう。しばらくしたら治まるだろうな」と安易に考えていたが、すでに目も開けられないほどひどい状態だった。

 

こんなことは初めてだ。

 

これはなんだかおかしいと思いはじめて30分ほどたったころから、悪いことを考え始める。

死んでしまうのではないか・・・・脳出血?・・・・夫が帰ってきて、私が死んでいたら、驚くかもしれないなど、とめどなく悪いことを考え始めた。

 

たまらなく怖くなり、119をして救急車を要請する

 

しかし、激しいとはいえ、めまい程度で救急車を呼んでいいものか、電話口で質問すると、「自分で病院に行かれなければ、そちらへ向かいます」ということだ。

私はすぐにお願いをする。保険証とお薬手帳は忘れずにとのこと。

 

サイレンを鳴らしながら、5分ほどで、救急車は到着した。

這って、玄関先で待っていた私は救急隊員に付き添われ、手すりをしっかり掴んで慎重に歩く。

自分の足で担架に横になり、救急車に乗り込んだ。

 

救急車が発進するまえに、いくつかの個人の質問を受けた。

正気かどうかの確認なのか、一通りの質問の後に、また1から同じ質問をしてくる。

あとは当然、緊急事態宣言解除の日とはいえども、同時に、コロナ感染の可能性についての質問だ。まったくコロナのような症状はない。もしコロナ感染時にこのような回転性のめまいの症状があるとしたら、新しい症状として、きっと私の症状はニュースになっていただろう。

 

行き先を迷っているのか、候補の救急病院はMRIがメンテナンス中であることが伝えられる。それでもいいかと。

 

私はとにかく早く診てほしかったので、その病院への搬送をお願いする。

10分ほどだろうか、ようやく救急車は発進する。

 

ところが、今度は発進して1分ほどで気持ちが悪くなり、お腹からこみ上げるものが・・・・・。

あまりの勢いあるものに、言葉を発することができず救急隊員に必死に目で訴える。

さすが、すぐに察してくれてエチケット袋でキャッチしてくれた。(感謝)

 

病院につき、今できる検査は全部してもらう。

とくに大きな異常は認められず、めまい止の点滴を受けた。

「ここには耳鼻科はないので、なるべく早く耳鼻科にいってください。」と伝えられる。

数時間後、めまいは治まり、徒歩15分くらいの病院だったので、歩いて帰ることにした。

 

そこで気づいたのが、自分の出で立ちだ。

 

つんつるてんで、ピチピチのグレーのスパッツに、ピンクの色あせたTシャツ。5月といえども夜になると少し肌寒いので白いフリースを羽織っていた、まったくのパジャマ姿だ。

 

まだ研修医だと思われる若い男の先生に「こんな格好できてしまった」と恥ずかしく伝えると、「いやいや、とても素敵ですよ」彼なりに精一杯の気遣いが、なんだか、とてもういういしく、微笑ましかった。

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車道がある歩道は街灯もあり、漆黒の闇ではないが、アラフィフのおばちゃんといえども、23時の夜道はさすがにこわい。独特な雰囲気を漂わせた人がふらふら歩いていたりする。

 

早足で、先を急ぐ。先ほどの激しいめまいが嘘のようだ。こんなによくなるものなのか。

 

ようやく家につき、お風呂でシャワーを浴びて就寝した。

 

翌日朝はめまいもなく、気持ちもよい朝をむかえた。

夜勤あけの夫が、心配そうに帰ってきた。(病院から夫にメールをしたから。)

生きていることが確認できてホッとしたようだ。

朝食を急いですませ、午前中、近所にある耳鼻科のめまい外来に行く。

 

その日はめまい発作もなく、何も診断がつくこともなかったが、5日後にパソコンを開き画面をスクロールしていたら、また、めまい発作が起きた。

 

翌日にすぐめまい外来へ行くと、今度は薬を処方された。4種類。

その後、月に2回のペースでめまい発作が起こる。

半年後、ようやく診断が確定した。

病名はメニエール病

頭を振ったあとの眼球の動きと、聴力の低下がその病気の特徴だそうだ。

この病気は、ずっと付き合っていかなくてはならない病気だ。

 

今は耳鳴りはあるが、ここ3ヶ月はめまい発作が起きていないので、経過良好とのことだ。

私の場合は、あまり日常生活に支障はないが、ひどい場合は寝込んでしまう人もいるらしい。完治は期待できない病気だが、仲良く上手く付き合っていきたいと思う。

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