ついこの間の、朝のテレビの情報番組に目をやったら、
最近の若い世代(20代くらい)は、
人を好きになっても、
相手の好意がわかると、
急に恋心が冷めるという、
「蛙化現象」をテーマにしていました。
蛙化現象とは、ずっと好きだった男性が振り向いてくれた途端、相手のことを「気持ち悪い」と感じてしまう現象を意味します。
ほんのちょっとした仕草や、行動で嫌になるんだって。
例えば、LINEやメールで、言葉の最後のwをつける場合、
wの数で嫌になったり、
カラオケでマイクの持ち方が変で嫌になるなんてことも。
「えーーーそんなことで?」って、
50代のおばさん頭の私は、一瞬思ったのですが、
でも、私の20代の頃もそんな感じだったことを思い出しました。
若い頃って、ちょっとしたことで、
ある日突然、急に恋心が冷めることがあるんですよね。
たぶん、このテーマは女の子を中心にしていると思うのですが、
男性も多かれ少なかれ、若い時代ってそういうことがあると思います。
今の私はって言えば、
変なところや、かっこ悪いところを見せられても、
よほどでない限り、大丈夫です。
むしろ親しみを持つこともあるんですよね。
いつも強いというか、強くありたいと頑張っている男性が、
ふと、弱くて、変なところを見せる時って、
むしろ逆に強いと感じるし、
魅力的にも思えます。
プライドに支配されていて、
自分を演じている時って、
人間弱いなぁって思うんです。
余計なプライドは捨てて、
素直になるって、本当は強いからできるのだろうと思うわけです。
少し話がそれましたが、
この「蛙化現象」は、
現代の人間関係の流動化や、
多様性の時代の影響、
自己肯定感が低いこと、
恋に恋するタイプであったり、
片思いが長い場合のことが多いようです。
相手に対する理想が高くて、
自分を確立していない時にもそうなりやすいとのこと。
たしかに年齢を重ねると、
だんだん自分を確立することができるんです。
やっぱり、経験が大きいですね。
若い時代を考えると、
そもそも自分が何者か分かっていなかったです。
若い時は理想が高くても、
だんだん自分がわかってきて、
ダメな自分も、受け入れることができるようになるんです。
そういう自分を受け入れると、
相手に対しても許容範囲が広くなって、
欠点や、変なところも、「面白いよね」って思えるようになると思います。
私が20代で特に前半は、
まだまだ男性が上で、女性が下で、
男性のリードが好ましい時代でした。
バブル時代ですね。
ワンレングスというヘアスタイルに、
ボディコンシャスという体にフィットした服装が流行り、
街にいけば、みんな同じに見える時代でした。
まだまだ、みんなと同じであったり、
はみ出さないほうがいい時代だったと思いますね。
人に合わせることが美徳である文化が色濃かった印象もあります。
しかし今はいろんな意味で
多様化していると思います。
そして自由になったと思います。
しかし、それゆえの影響もあるのかもしれないですね。
個人的には時代が変わっても、
若い世代は多かれ少なかれ「蛙化現象」はあるように思います。
なんていったって、自分を確立していないですからね。
しかし、蛙化現象も、
年齢や経験を重ねると、
影を潜めてくるように思うんですが、
どうかな?😂
おばさん的な考えかな?😂
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